|
|
評価:
|
雫井氏の作品は初めて読みました。
ミステリー作家というイメージがあったので、この表紙を見たときは、「あれ?」と。
でも、表紙とタイトルで「面白そう」と思ったので、読んでみることに。
読みやすくて、ぐいぐいひきつけられ、一気に読了。
最初読み始めたときは、子どもの話なのかな?と思ったのですが、主人公はケーキ屋を開くという夢を持った女性。
実は彼女はガンを患っていて、夢を失いかけていました。
でもなんとか夢を取戻し、念願のケーキ屋をオープンするのですが・・・。
とまあ、あらすじだけ追っていくと、ありがちなお話です。
でもそこに、天使が見える男の子(甥っ子)が絡んできて、ちょっとしたファンタジーにもなっています。
途中、何度も涙しました・・・。
最後もやっぱり泣きました。
でも、あったかい気持ちになれました。
読み終わって気づいたのは、このものがたりは単に主人公「小麦」のものがたりではなく、まわりの人々の成長ものがたりでもあったんだな〜ということ。
小麦の生き様によって、まわりの人々を変えていくことができたんですよね。
だから、悲しい結末であっても、さわやかな読後感を味わうことができたんだと思います。
他の雫井作品も、読んでみたくなりました。