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「鷺と雪」 北村薫
記事本文
 ベッキーさんシリーズの完結編です。
完結編なのですが・・・

えーっ!これで終わり?!

読んだのは文庫版なので、表紙裏に「昭和十一年二月、運命の偶然が導く切なくて劇的な物語の幕切れ」と書かれていて、どんな結末になるのか想像はしていましたが。
歴史に詳しい人なら、この「昭和十一年二月」に何が起こったのかピンとくるのかもしれませんが、そうではない私は、やられたー!と思ってしまいました。

だから、これで終わりなのは、あっけない。
これから、英子さんがどのように生きて行ったのか・・・
それが知りたいのに!

全体的には、おもしろかったです。
実際にあった出来事をモチーフにしているのもよかった。
この時代にも、今と共通するところがあったんだなーというのも、あらたな発見でした。
(ルンペンやお受験など・・・)
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「つばさものがたり」 雫井脩介
記事本文
 雫井氏の作品は初めて読みました。
ミステリー作家というイメージがあったので、この表紙を見たときは、「あれ?」と。
でも、表紙とタイトルで「面白そう」と思ったので、読んでみることに。
読みやすくて、ぐいぐいひきつけられ、一気に読了。

最初読み始めたときは、子どもの話なのかな?と思ったのですが、主人公はケーキ屋を開くという夢を持った女性。
実は彼女はガンを患っていて、夢を失いかけていました。
でもなんとか夢を取戻し、念願のケーキ屋をオープンするのですが・・・。
とまあ、あらすじだけ追っていくと、ありがちなお話です。
でもそこに、天使が見える男の子(甥っ子)が絡んできて、ちょっとしたファンタジーにもなっています。

途中、何度も涙しました・・・。
最後もやっぱり泣きました。
でも、あったかい気持ちになれました。
読み終わって気づいたのは、このものがたりは単に主人公「小麦」のものがたりではなく、まわりの人々の成長ものがたりでもあったんだな〜ということ。
小麦の生き様によって、まわりの人々を変えていくことができたんですよね。
だから、悲しい結末であっても、さわやかな読後感を味わうことができたんだと思います。

他の雫井作品も、読んでみたくなりました。
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「わくらば追慕抄」 朱川湊人
記事本文
 「わくらば日記」に続く、シリーズ2作目となります。
今作では、鈴音と同じ能力を持つ「薔薇姫」が登場。
この謎の女性がどんな風に関わってくるのか、わくわくしながら読んだのですが・・・
残念ながら、今作ではまだその謎は解き明かされずガッカリ。
でも、3作目への期待がふくらみました!

全体としては、5つの短編から構成されていますが、戦後という時代を反映してか、切なく哀しい物語が多かったです。
でも、主人公やそのまわりの人たちの温かさに癒されました。
特に、神楽兄弟のエピソードがとてもよかったです。
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「プリズム」 百田尚樹
記事本文

百田氏の小説は初めて読みました。
以前から名前は知っていて、興味はあったのですが。
そんなときに、この小説の新聞広告を見て、読んでみたくなり、図書館で予約。
その広告というのがコレです。



なんだかとっても惹かれるでしょう〜?!
そんなわけで、期待して読書開始。
面白くて、すぐに物語に引き込まれていきました。

最後まで一気に読み終わって・・・

あれ?泣けなかった(^_^;)

うーん、なんだろう・・・
面白かったのは、その設定で、恋愛小説としては、あまり心に残らなかったんですよね。
これが「純愛」であれば、もっとはまれたのかもしれないけど、結局は「不倫」だしね。
主人公があまり魅力的な女性に思えなかったのが、「いまいち」な原因かな。
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「神様のカルテ」 夏川草介
記事本文
 2010年の本屋大賞受賞作(第2位)ということで、ずーっと気になっていた作品。
期待外れだったらイヤだな〜と思って、なかなか手を出せずにいたのですが、身近な人から「泣けた」という話を聞いて、ようやく買う勇気が出ました(笑)
図書館だと、かなり待たないといけないと思って(^_^;)

正直言うと、読み始めてからも、どうってことないやーんと思ってました。
が、気づいたらポロポロ泣いてました・・・。
登場人物が皆、あったかい。
心にじんわり、しみわたりました。

文章自体はとっても読みやすく、あっという間に読めます。
でも、内容は、すごく考えさせられました。
今の医療問題を、軽いタッチで、でも深く切り込んでるな~と。

続きも、文庫化されたら買おうと思います。

映画は、観たいな~と思いつつ、どうにも櫻井くんの髪型が似合わなすぎて、躊躇しておりました(笑)
本を読んでみても、なぜあの髪型にしたのか、さっぱりわかりませぬ・・・。
映画版は、宮崎あおいちゃんはイメージぴったり♪
でも、要くんとか絶対違うよなー(笑)


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